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甘いお菓子と紅茶で、お茶をしよう。
それで、お話をしよう。
話したい事、たくさんあるから。
「お茶の時間ーvですよっ」
スズカは笑顔でレグナに抱きついた。
「おっと」
そんなスズカを抱きとめ、レグナは優しく彼女の頭を撫でてやる。
「えへーv」
にっこりと笑うスズカに、レグナは微笑み返した。
「お茶ですか。いいですね」
「ですよーvお菓子も頑張って作りましたのです~v」
こっち、こっち、とスズカはレグナの手を引っ張り、居間へ連れて行く。
其処には、チーズタルトと、ミルクティーが並ぶテーブルがある。
座って、座って、とスズカが促し、レグナはそれに従いソファーに腰掛ける。スズカはそれに向き合うソファーに座った。
「いただきます、ですvレグナもいっぱい食べて下さいですよ~」
「はい」
ぱくん、とチーズタルトを食べる。
「どうです?美味しい?」
自分も一口食べながら、スズカが首をかしげる。
美味しいですよ、と答えが返ってくると、ぱぁ、と更に笑顔になる。
いっぱい食べて下さいね、といいながら自分も遠慮なくたくさん食べる。
それにもレグナは笑顔で返して、タルトやミルクティーを口に運ぶ。美味しそうに食べてくれるのが嬉しいのから、えへへv、とスズカは嬉しそうな声をあげる。
食べながら、何気ない会話を繰り返す。
スズカが大好きです、と恥らずにいうと、レグナはありがとう、と笑み、彼女の頭を撫でる。えへへ、とスズカが嬉しげに笑う。
そんな会話を、繰り返す。
平和な事が嬉しくて、スズカは微笑むとタルトを一欠けら、フォークに刺す。
そして、あーんvといいながら、レグナの口元にそれを持っていく。それを見て、レグナも口を開いた。その口に、スズカはタルトを入れる。
「おいし?」
「美味しいですよ」
「えへーv」
嬉しそうに笑って、スズカはレグナに抱きつく
スズカを、レグナは優しく撫でてやる。
それも、嬉しかったのかスズカはレグナの頬に口付けをした。
「んにゅ~v大好きです」
「ふふ。私もです」
甘いお菓子と、大好きな人。
口元緩む、甘い時間は続く―――