悪いけれど、多分私は其処まで物分りはいいと思わない。思えないし、思いたくも無いのよ。
　笑ってるのって、楽しいわよね。
　私も楽しい。
　だって、其れは皆が笑ってくれるんですもの。
　此れで楽しく無いっていったら、嘘よね。大嘘よ。

　傷つくのは怖いわよ。
　死ぬのも、戦いすらも。

　敵とよべる存在が目の前で躯になっていくのも。

　ええ、怖いわよ。
　どうしようもなく怖いわよ？

　・・・・・けど、其れで誰かが傷ついたり、居なくなったり。
　其れはもっと怖いでしょう？

　自分の所為だってわかってるわ。
　其れでも、此の幸せを捨てたく無い、私が居る。

　腹が立つ。
　自分自身に。
　何がしたいのかしら、私は。

　何がしたいのしら、私は。

　・・・・哀しい終わりを終わらせる為なのに。
　どうして・・・・。・・・・・どうして、私は何時も自分優先なの！！
　皆が居るから笑えるなんて、そんな事、よく言えたものね・・・・。
　結局、自分優先じゃない！！
　・・・・ごめんなさい。

　・・・・・・わけがわかんない。

　ほんと。
　何がしたいのかしら、私は。