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幻想にとらわれるつもりはない。
誰かの不幸の上に、幸せが成り立つのはある意味での世界でしょ?
知ってる?
戦争してる人たちって、皆。
自分が正しいと思っているんだって。
汚いね。
汚いよね。
だけど、其れが生きるってことでしょ。
口にするもの、全部が元は生きていたんだって。
信じられないよね。
あんなに可愛らしかったものを、平気で口にはこんで、噛み砕いて――
まぁ、人間だって違う目線から見ればたんぱく質だもの。
・・・・というか、口にしているものとは、何の違いもないでしょ。
ほら。
自分勝手で――汚い。
其れでも生きているんだ。
幸せになりたい。
ごめんね、私。
――皆みたいに、やさしくないよ?
忘れないでね。
・・・・幸せを願うのって。そんなにいけない事だったのかな。
もう、わからないから。
もう、しりたくないよ・・・・・。
それでもひとりはこわい。
ここは、どこなのか。
もうしりたくもないよ。
だきしめてくれないかな。
こんなによごれていても。
だきしめてくれないかな。
むりか。
そうよね。
嗚呼、もう。
・・・・手が、汚れてみえる。