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私自体はあまり関わり合いはなかった人。
魂の絆の方と、数度言葉は交わした程度。
・・・それでも・・・
誰にも居なくなって、ほしくなかった。
誰の泣いた声も顔も。
後悔も。
見たくなかった。
聞きたくなかったよ。
冒険者としてきっとそれは無理だったろうけど。
世界が時々凄く意地悪なのはよく知ってたけど。
・・・・・見たくなかったよ。
血の色の紅より笑顔で紅潮した頬の赤を。
見つめていたかったよ・・・・。
そして
・・・・・貴方に僕の声はきっと届かない。
でも。
御願いだから。
哀しい事を言わないで。
貴方にあんなに救って貰ったのに。
今、貴方にかける言葉も無いまま。
ごめんなさい。
こんなにたくさんの人に笑顔を貰っていたのに、何一つ返す事が出来なくてごめんなさい。
ただ、祈ってみる。
世界にヒカリが満ちますように。
哀しみだけの世界は、嫌だから。